LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年8月23日(土)処暑 なぜか印象にのこる一コマ
−『
易経』概要&繋辞−
2025年8月23日 易の効用
2025年8月22日(金) 晴れ
旧暦閏6月も今日で終わり、明日から旧7月。だからか、昨夕虫の声をきいた。まだこんなに暑いのに、よくもまぁ、鳴いてくれて。明日は「処暑」、ただし猛暑日は続く。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(3)
実践の象徴 5 人の運命には立ち入れない(続)
「パーソナリティ」は先天的要因と後天的要因が半々という。学習のための学習能力もたぶん同じ。
才能は自然に湧き起る一種のパワーという。もって生まれたこの才知の働きも、うまく発揮できるかどうかは後天的要因。
といっても、後天的要因の中身は無数の要素が複雑にからまり、何がどうと言えない。でも一つ言えると思う。
後天的な要因が学習能力や才能にマイナスの影響下であっても、当人の感受性が機能していれば、しだいに好転していく。
他者の気持ちや目の前の状況や事象に何かを感じて、考えて、意識や認識を刷新していくうちに、他者を近づかせる。
他者との交流がふえる中で、才能が引き出され、パワーが自然に湧き起り、『好きこそものの上手なれ』へとつながる。
そう考えて、「岡潔」のいわんとすることはこれかと思った。情や情緒について盛んに語っている。
「うれしい時にうれしい、かなしい時にかなしい。情さえ健全なら人生を送るにさしつかえない」。
人を支えるPA、支援する人には個々の後天的要因がある。同じではないけど似たような変遷をたどった人もいる。
PAの働きかけをうまく感受、感応できない人もいる。PAの役目の発揮しどろでもあるが、PAから遠ざかる人もいる。
人を支える仕事はけっこうジレンマを抱えることになる。これは了解しておいた方がよさそう。前向きな諦めも必要。
ところで、 「先生」は学者、医者、易者、役者、芸者でなければならないと聞いたことがある。うまく言うものだと感心した。
もうずいぶん前にきいたことだけど、考えてみれば、中井久夫先生は全てあてはまる。
そもそも医者で、知の巨人、相手を見通し、時に患者の前で座禅をくんで挙動をかわし、跪いて患者の足湯マッサージや指圧をする。
到底足元には及ばないが、PAもこの五者のエッセンスは身につけるといいかも。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(