LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2026年2月21日(土) 弱くて強い
−『
精神医学的面接』音読のためし−
2026年2月21日 2-74 専門家個人のハンディキャップ
2026年2月21日(土) 晴
今日はよく晴れて暖かくなりそう。今日は16℃、明日は21℃の予報。花粉が多くなるのは難。
―おさらい独習 「六十四卦」― 29.習坎
「しゅうかん」。訳者がこの卦につけたタイトルは、「一難去ってまた一難」、六十四卦にある四大難卦の一つとか。
解説で訳者が諭す、「こんな時にどうするかによって人間の真価が決まる」。同感、イレギュラーな時ほど真価が問われる。
解説は続けて、「困難に打ちひしがれるか、それとも苦労を重ねることによっておのれをきたえ、勇気と力を養うか」。
「いますぐ困難を解決することはむつかしい。何物をも恐れぬ信念と姑息を排した至誠を持って激流に立ちむかう以外にはない」。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、である」。
最後の「身を捨ててこそ浮かぶせもあれ」とは、自分の身を守ることばかり考えていると、前に進めない。
あるいは、窮地にみえても、思い切った決断が状況を好転させることがある、といった意味。
原文卦辞では、「危難に際して誠意を変えることがなければ、やがてそれを乗り切って伸び栄える」。
そして次のように結んでいる。「対処のしかたを慎重に考えねばならない」。
君子の心得を説く「大象」には、「この卦象をみて、徳行を養い、民の教育に専念する」。
さて、これ卦はいつ誰でもが遭う可能性の「逆境」でいいのではない。
(事象) 逆境。ただしそこに埋没せず、意志を変えなければ、いずれ道はひらける
(心得) 品性をみがく。教養をたかめ、奉仕精神をやどす努力をする
(構え、パノラマ)
一、どん底。這い上がる気力も知力もなし
二、難つづく。脱出策を真剣に考え、すこし希望をもつ
三、何をやっても効果なし。悪あがきせず、時を待つ
四、脱出策をたてる。協力してほしい人に素直に率直に願いでれば理解を得られる
五、難は終わっていない。万事平穏になってから大手を振るうこと
六、万事休す。むこう三年は浮上できない
以上、「習坎」のおさらい。一見ハードな卦ではあるけど、原文の第六爻にある「三年の久しきにわたって…」にメッセージがあるような…。
つまり、ある節目で三年はインプットに努めないと、成長が滞り、いずれ停滞して“こんなはずでは…”ということになりますよ、と。
例えば、何度となくこれまでも話して書いていること、新しいことを始めて10年節目、20年節目。
最初の3年で小さな節目をむかえ、次の3年で実績をつくり、7年目に入る頃には次の10年のことを考える。
7から8年目ぐらいまでの間に次の10年の蓄えをする。そうしないと、次の10年を活かせるブラッシュアップの機会を失う。
箕面の勝尾寺のおみくじは六十四卦。もしこの「習坎」を引いても、あまり落胆しなくていいと思う。
個人であれば「自分みがき三年」、組織なら「研究開発三年」に努めよというメッセージと考えるのも一考。そういう節目である可能性あり。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(