LEE'S リーズ
- 「先を読む」のために -
「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。
年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。
巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
2024年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉
・2024年9月13日(金) 情の健康をうたがう様相
−『
数学する人生 岡潔』−
2024年9月13日 2-1-3 物理か数学か
2024年9月13日(金) 曇り
昨夕事務所を出ようとしたら雨が降り出した。30分ほどかなり激しく、雷鳴もとどろいた。最近は雨がふっても夜あまり涼しくならない。今朝も暑く、駅へむかう足取りも重くなる。秋は名ばかり。
― 「あいだで考える」 ―
「あいだで考える」シリーズ〈韓国語と日本語のあいだ〉『隣の国の人々と出会う』(斎藤真理子 創元社2024年8月)をもらった、今朝とどいた。「あいだで考える」というのが、いい。
「わたしたちって、社会への感度が高いよね」。10年ほど前だったか、30年以上の付き合いになる友人が言った。そうなのか、感度が高いのか…。そういう視点はなかったから、合点がいった気がした。
つねに社会に気にいっているし、書いたり、話したりもごく自然にしているが、それは〈あいだ〉にいるからかもしれない。日本で生まれているけど日本人でなく、韓国へ行っても〈同じ〉と思われず、不安定な立場だから、せめて社会が安定していないと困る。そこでおのずと社会の様相に感度が高まる、そういうことではないかと。
たぶんそのおかげで、おのずと、「自分で考える」ことにもつながった。もって生まれた本質、資質が大きいにしても、どちらでもなく、どちらでもあり得るという位置づけは、考える幅を広げることになったのではないか。
何よりシガラミがないのがよかった。制度としての善し悪しはさておき、選挙権がないことで、「世間」や「シガラミ」から遠ざかっていられたのではないか。自分なりの観察眼にすぎないが。
仕事柄、個々人の仕事観、社会観、価値観などを聴くことが多い。対話の中でこちらが、“そういうことは無いなぁ…、そんな風には考えないなぁ…、そんな風にはしないなぁ…”ということが少なくない。
相手からすれば、それがまた驚きのようだけど、おかげで、ずいぶん自分のことを知ることになった。年々、少しずつ自分を覚ってきたと思う。いかに自分を知らかなかったかを知り、これからもたぶんそのくり返し。
仕事でも仕事以外でも、考えてみれば、「あいだで考える」のはごく当たり前のコンテクスト、自分にとっては常態。ときどき人から「バランスがいい」と言ってもらうが、「あいだ」にいるからだ、たぶん。
−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(