LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2026年2月27日(金) 「計」の機運、定着
−『
精神医学的面接』音読のためし−
2026年2月27日 3-85 問題発見の巧みな人の有無
2026年2月27日(金) 曇
朝から全体に曇空。夕方には雨の予報。気温は19℃まで上がる予報。昼前に堺筋本町まで買い物にいったが、たしかにじんわり汗をかいた。明日はまたすこし寒いよう。
―おさらい独習 「六十四卦」― 31.咸
「かん」。解説によれば、「感、感応すること。心のふれあいなくしては人間の社会生活は成り立たない」。
訳者がこの卦につけたタイトルは、「心のふれあい―恋」。といっても、六つの爻辞をみると、それだけではなさそう。
解説のむすびに、「咸の原理は、夫婦から社会一般、さらには天地宇宙にまで敷衍することができる」。
原文卦辞は、「固い結びつきを続けるならば、万事順調、結婚に吉である」とした上で、次のように結んでいる。
「感応の理をきわめれば、天地万物の心がことごとくわかるものである」。
そもそも「感応」とは、わかっているようでわかっていない気がする。辞書をあたってみる。すると、まず「仏語」がくる。
1 仏語。人に対する仏の働きかけと、それを受け止める人の心。また、信心が神仏に通じること。
そして、2 外界からの刺激によって心が深く感じ動くこと
君子の心得を説く「大象」には、「君子はこの卦象をみて、心を虚しくして、人の心を受け入れるのである」。
「虚しい」は、「空しい」をあてることもできるので、心をからっぽにした素の状態で他者を受け入れる、という意味合いか。
さて、この「咸」を現代において考えてみると、大きくとらえて「人間関係」でいいような。
(事象) 人間関係。ひと目みて、“この人は…!”と直感した自身のアンテナをたよりに働きかければ末永い信頼関係が続く
(心得) 来る者は拒まず。まずは受け入れる
(構え、パノラマ)
一、積極的に動かない。まだ機微に疎い
二、先走らない。こちらは、“…!”と思っても、相手はまだ特別な関心をもっていない
三、けしかけに乗らない。まわりの無責任なけしかけに乗って動いても、引かれるだけ
四、自分の流儀を守る。さもなければ「節操なし」とみられ、人を遠ざける
五、一歩ふみこむ。そうでなければ、関係は「良好」として、末永い信頼関係には発展しない
六、狎れない。信頼関係を確信し、親しくなっても、なれなれしい振る舞いは厳に慎む
以上、「咸」のおさらい。書き進めるうちに、個人的な経験が浮かんだ。事務所開設当初のこと。
自分ではその気がないのに、当時の知人一人にすごくけしかけられ、ある人にアプローチしたことがある。
もともとはその気にならないと動かないタチなのに、事務所を開設したばかりで未だ混沌の中、一瞬「血迷った」。
相手からは不信を買ったと思う。何より自分でない感じが胸をついた。苦い経験である。
でも、この経験は大切な学習になった。金輪際、こういうことはやめようと自分に言い聞かせ、我にかえった。以来、現在に至るまで。

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(