LEE'S リーズ
- 学びをかさねて -
この3月で事務所開設30周年をむかえました。1995年は社会の大きな転換点でした。その後の変化を同時代で生きながら、LYK流パーソナル・アシスタントの実践を模索し今にいたっています。
たかだか30年、されど30年。
2月3日立春リーズレターに書いたように、模索のなかで大切で貴重な学びを得られ、〈自分に試練を与える〉直感と実行は功を奏したと思えます。
学びはうそをつかない。学びに応じて人の役にも立てる、昨年来そう実感じています。これからも、無理はせず、でも学びはかさねて、あなたの歩みをよりよくアシストできるよう、31年目を始めます。
2025年4月1日 リー・ヤマネ・清実
◆日常を観察する essais〈話す&書く〉

・2025年6月16日(月) 日の出時間
−中井久夫『
最終講義』−
2025年6月16日 回復の全構図の中に
2025年6月16日(月) 曇から晴
梅雨入りして間もないのに中休みか、お昼前から晴れて日中は33℃まで上がる予報。今年も長い夏を覚悟。
― あなたとわたしの
パーソナル・アシスタント考−(2)
『PAの軸と訓』 B
『類は友を呼ぶ』がよく目に見えるのはビジネスの世界だと感じてきた。今あらためてこの言葉の出展を調べてみたら、『易経』という。
9年前に単発の仕事グループに誘われ参加した。その打ち上げの会食で相手先であるの企業のトップから『易経』の話が出た。
勉強会に参加していて、すごくためになるという。すこし興味をもった。追って図書館で調べ、そのファイルは今も保管している。
今年2月船場センター街の古書店で 『新装版 中国の思想7 易経』(徳間書店 昭和42)が平積み格安コーナーにあった。
300円だったから買った。『易経』繋辞上伝にある、『方は類を以って聚まり、物は羣を以って分れて吉凶生ず』がもとらしい。
「(略)。万物はまた、その性質や運動法則によって、それぞれの群にわかれ、相互に作用することによって吉凶を生み出す」。
目次をみると、64掛の中に「友を求めて」という文字が見えた。「第13掛 同人」。解説ページを開いてみる。
「同人とは、人と志を同じくする、同志を求めてともに行くこと。〈同人雑誌〉の語源である」。
そして、「(略) 人々を組織してゆくには、けっして旧来の私縁を頼りにしてはならない。あくまで公的な人間関係を創り出すことおが大切である」。
さらに、「そのため、初めは孤独に苦しむだろうが、安易な道を選んではならない。初志を貫徹すれば、かならず喜びがおとずれる」。
こうみると、LYK流パーソナル・アシスタントの10番目に通じる。あり様全体に通じる気がしてきた。
せっかくだから音読の一冊にするのもいいかもしれない。もともとは哲理として受けとめられていたのだから。
それはさておき、PAの訓第一も「同人」に通じるのではないか。そこで、まず「志」の意味を確認しておこう。
「(ア)ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。(イ)心の持ち方。信念。志操。」
ちなみに「志操」とは、「自分の主義や主張などを固く守って変えない心」をいうらしい。あまり使ったことがない言葉。
第一訓、「志を同じくする人と自然に出会えるよう、孤軍奮闘にめげず、自分磨きにつとめる」?

−Personal Assistant for You LEE'S−
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2024年3月27日(