LEE'Sは、リー・ヤマネ・清実の個人事務所です。1991年経営トップの経営企画業務を外部から適時アシストする業を“パーソナル・アシスタント”と名づけ、独自なスタイルとスタンスを探究しながら現在に至っています。中小企業診断士1996年登録。

LYKのコンサルティング

経営略系コンサルティング−経営と人生の道すじを計る

自業コンサルティング−自分ならではの仕事と生き方を自身で見出す、見定める



事務所を開設した1995年以来、仕事や日常の中で感じ考えたことを記録し続けています。

 『ひとりひとりの人間は、もし自分をこまかく観察する能力を持っているならば、自分自身にとってひじょうによい教育材料になる』(『モンテーニュ』荒木昭太郎 2000年)

「読書をする」ことは無形の恵みをもたらしてくれ、自業探究の下支えになっています。


中井久夫集3
 2024/2/19から継続中
モンテーニュ
 2023/10/12-2024/2/13
今日のessais
 2021年3月−継続中
今日のessaisに「孫子
 2023/1/10−4/18
老子」訳注再読
 2023/8/21から第4クール
今日のessaisに「老子
 2022/8/8−12/28
自業のすすめ2020
 2020年7月−11月初
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LEE'Sブックレット

自業のすすめ』(2016年4月)&音声版2020


哲樂の中庭2001年7月哲樂の中庭


【インタビュー記事】
CREO2021年7月-10月号に「女性チャレンジ応援拠点のインタビュー記事


寄稿
大阪市男女いきいき財団ニュースvol.402020年6月
「未来を創る10の視点 withコロナどう生きる?」特集

大阪YWCA100周年応援メッセージ、2045年までを俯瞰してエール 2016年7月



〒541-0046 大阪市中央区平野町1-7-1 堺筋高橋ビル5F大阪NPOセンターRS・B507号
info@leeslee.com


アクセス 地下鉄堺筋線北浜歩2分、御堂筋線淀屋橋歩8分


(2021年6月11日)
映画「メリー・ポピンズ」のポスターのプレゼント、これからのお守りに

外出の予定2024年 (朝型継続、在所は8:00-16:00)
am
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(在)
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(在) 夕陽ヶ丘
4/18
中津
(在)
4/19
(在)
(在)

◆LEE'S自業塾シリーズ
俯瞰・ふかん塾リリース
俯瞰塾パーソナル(予約)



2024年

4/16 『仕事の履歴に今年度の「寸録」ページup

4/12 新年度も「女性チャレンジ応援拠点」は週5日開室、多彩なセミナー、イベントも開催予定

4/1 トップページのメッセージを更新、『「先を読む」のために』

3/27 サイト内を整理し、新たに『ご案内・相談』を設けました

3/18 『仕事の履歴』の2023年度全体を更新し、2024年度のテーマをアップしました

3/12 女性チャレンジ応援拠点「拠点だより3月号



「日常を観察する

essais 〈書く〉20244月
essais 〈書く〉2024年3月
essais 〈書く〉2024年2月
essais 〈書く〉2024年1月
  バックナンバー


自問自答を続ける(LEE'Sレター哲樂の中庭)

  ・2024年2月4日立春

 

 バックナンバー

臨時リーズレター2019年4月「新しい時代の始まりに」
 新元号の発表にふれ、LEE'Sの過去・現在・未来をとりまとめ、トップの記事はメアリー・ポピンズにたとえられ」て

  



考える時間をつくる(観る、歩く、考える2024年)

2/19 中井久夫集3
2/13 モンテーニュ

 バックナンバー

LEE'S リーズ


当年のメッセージについての語り(音声)

- 「先を読む」のために -

 「先を読む」。そのココロは、「夢や目標のために、現在の状況や傾向から、将来起こりうる可能性や問題を推測し、それに対して準備すること」。

 年初から大きなこと、ニュースが続いています。身近な世界では人生の大きな転機、節目に立っている人もいます。

 巨視的で微視的でもあり、大局をとらえながらも微細な変化に気づき、あなたの経営の「先を読む」をアシストする。気持ちを新たに、新年度をはじめます。
 
2024年4月1日  リー・ヤマネ・清実




日常を観察する essais〈話す&書く〉

2024年4月19日(金) 極小の感覚をのがさず
2024年4月18日(木) ゆとりの公式
2024年4月17日(水) たわい無い
2024年4月16日(火) 感覚、判断力
2024年4月15日(月) 想いにみえるもの

2024年4月18日(木) 雲→晴


 昨夜日付が変わる直前に愛媛周辺で最大震度6弱の地震。知人が住むところは震度4だった。たぶん大事には至っていない。さて、京阪神は…、どうしてもそう思ってしまう。

― 雰囲気、気配 ―


 普段からよく使っている言葉だけど、いざ説明しようとすると言語化がむずかしい。今朝よんで下段にも少し紹介している「雰囲気」。

 「雰囲気」は、辞書では、「 1 天体、特に地球をとりまく空気。大気。 2 その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。ムード」。

 説明の第一に空気、大気そのものが挙がっている。そうだったのか、ちょっと意外な感じがした。その上で、場の醸す空気感。その場に複数の人がいたとして、同じように感じとっているはずはないだろうから、もし個々の程度を測れたら、どうだろう。

 今朝よんだ中に、『ウェーバー・フェヒナーの法則』というのがあった。調べてみると、「感覚の大きさは、刺激強度の対数に比例する→刺激の弱いうちは感覚の大きさが上がりやすく(敏感)、刺激が強くなると感覚の大きさは上がりにくく(鈍感)になることを表す」。なるほど、それは経験的にわかる。

 「雰囲気」と同じように「気配」というのも、なかなか言語化はむずかしい。辞書では、「 はっきりとは見えないが、漠然と感じられるようす」。古くは「けわい」といったらしい。

 2年前の日経日曜版に「気配」がとりあげられていた。研究者の大学の先生いわく、「人間はもととも音の知覚能力によって気配を察知し、身を守ってきた」。別の研究者は触覚からアプローチしている。

 視覚障がい者は聴覚が相当に磨かれているらしい。一般には味覚以外の視覚、聴覚、嗅覚、触覚がセンサーになって「雰囲気」や「気配」を感じとる。いやいや味に色で感じような〈共感覚〉の人もいるから、やはり五感全体か。

 「雰囲気」や「気配」を読みとる。これは危険を未然に防ぐことから、問題解決の糸口を見つけることまで、あるいはもっと多様なアプローチの前段で、かなり重要。暗黙のうちにそうわかっていた気がするが、あらためてしっかり意識しよう、そうしよう。

− 4月19日の『中井久夫集3』より −

観念には匂いと非常に似ているところがある。まず、それはいっときには一つしか意識の座を占めない。二つの匂いが同じ強度で共存することはありえないが、、観念もまた、二つが同じ強度で共存することは−ある程度以下の弱く漠然としたものを除いては−きわめて例外的で、病的な状態においてかろうじてありうるか否かというくらいのものである。

 両者とも、起こそうとしておこせるものではない。観念も、意識的にというか人工的に催起させられるものではない。

 両者とも、基本的には意識を「襲う」ものである。少なくとも重要な気づきは、はげしい香りと同じく、ひとを打つのである。科学的、思想的発見であっても、パースナルな気づきあっても。

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 *2024年3月27日(2020年3月20日以来)にサイト再編集・刷新

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