日常業務は戦略的業務を駆逐する

 経営者向けには『ビジネス×ライフ略系表』を、これから自分のやることを考えいこうとする人には『ワーク×ライフ略系表』を使います。

 仕事上では、A4用紙横長2枚におさまる年数を俯瞰します。今なら、2005年から2047年までです。2045年の「シンギュラリティー」を迎えるといわれているあたりまでです。

 もともとは自分用につくったもので、0才から100才まで、横長2枚連結が3セットになります。

 2003年に初めて作り、書いて、ある節目で全てを書き直したくなり、いまでは9版目になりました。

 仕事で使うようになったきっかけは、2005年の岡山での経営セミナーでのことです。試しにつかってみたら、受講者のお一人からすごく喜んでもらった。

 「いやー、今日は本当にいいものをもらった、おかげで、先が読めました、今後の手立てが見えました!」。

 自分用につくったのは「略系表」だけでなく、その後も順にふえて、10種類になりました。それらの一部もまた仕事で使い、個別コンサルやセミナーなどで提供しています。

 2021年1月、人からプレゼントしてもらった新版『ぼく自身のノオト』(ヒュー・プレイザー /きたやまおさむ訳 創元社)のなかに、次のような一節があり、あぁ、そう、そうだなぁと感じたものです。

他人にもっとも役に立つようにするためには、現在の自分にとってもっとも役に立つようなことをすればいい

2022年3月31日更新

参考『略系表』







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